生産と品質
食料品について、オ-ストリアは健康的な自然と完璧な品質管理を重視しています。環境に優しい生産方法で得た原料と特色を備えた製品は、好調に輸出を展開しています。オ-ストリアの食料品メーカーは、小規模な国内市場で厳しい競争を行っています。これが、輸出に向けた体力作りにつながっています。
例:酪農業
オ-ストリアでは、90社程の乳製品製造者が、長年にわたる経験から来る専門知識と高い品質水準を活用して生産を行っています。原料と製造技術は価値の高いものを使用していますが、この戦略は功を奏しています。この業種では、価値の高い製品は一貫して輸入するより輸出される方が多い状況です。
オ-ストリアの酪農業の成功には、プロダクトイノベーションが大きく寄与しています。そのおかげで、2006年度の乳清製品の輸出は前年比で25%も増加しました。
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例:食肉業
この業種の重要ポイントは、日本やスイスなどEU域外国や中欧 / 東欧諸国の市場への生肉輸出にあります。オ-ストリア産牛肉には、既に消費者から厚い信頼が寄せられています。2006年度の輸出比率は前年比の12%増となりました。また、豚肉の輸出も好調です。
輸出市場で特に人気を集めているのは食肉加工品、なかでもオ-ストリア産ベーコンです。ソーセージ類やベーコンの2006年度輸出量は5万2000tでした。
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オ-ストリアのクオリティ
近年、オ-ストリアは美食の国へと発展してきました。そのクオリティと味の良さにより、オ-ストリアの食品産業は国内市場だけでなく、160カ国以上の輸出市場への参入を果たしました。1995年には12%だった輸出比率が2006年には40%以上に上昇したことも、その成功を裏付けています。
向上心あふれる農場主、ワイン製造者、レストラン経営者らは、自身の独自性を新たに見出し、極めてきました。彼らが、美食家のために最高品質の食品を開発しています。オ-ストリアの食料品メーカーは、欧州市場や国際市場を品質面で先導する形となっており、価格の高い上級品の輸出が増加しています。世界中の消費者が、高い品質ととびきりの美味しさに対しては、それに見合った金額を喜んで支払う傾向になってきています。
農業品輸出のうち最大のシェアは食品産業製品(税関区分 16~24)が占めており、農業品総輸出量の60%以上の割合となっています。輸出品として人気を集めているのは、エナジードリンク、レモネード、アイスティーのほか、菓子類やパン類、オ-ストリア名物のケーキ類などです。
国際的に人気のあるオ-ストリアの食品 / 飲料の例を以下に挙げます。
- ヘルシー・パワースナック
- ウェルネスドリンク
- 有機食品
- パン・ケーキ類・菓子
- 果物加工品
- 健康食品
- 心身を爽快にするほか、心身を浄化 / 活発化したり、スタミナをつけたりする飲料
伝統と最新の様式が共生するオーストリアのブドウ栽培とワインの文化。 オーディオストリームでさらにお楽しみ下さい。 Wine and Architecture (英語) [mp3, 894.8kb]
地方名産品と有機農場からの製品
オ-ストリアには、多様な良質の地方名産品が存在することが知られており、有機食品シェアの上昇率は世界の動向を大幅に先取りしています。
オ-ストリアの州にはそれぞれ、特別なジャムや「アルプスサーモン」、極上のワインなど、名物の食べ物があります。最も人気の高いオ-ストリア産有機食品としては、肉、ソーセージ、穀類、パン・ケーキ類、牛乳、乳製品があります。
地方名産品のクオリティ
シュタイアーマルク州のかぼちゃオイルやヴァッハウ渓谷のアンズなど、オ-ストリアの地方名産品は製造者によるクオリティ意識の高さと革新志向を特徴としています。伝統的なレシピを守るだけでなく、新しい製品も開発しています。
オ-ストリアの農産業には小~中規模構造が多いため、地方名産品には最高の原料が使用され、長年にわたる経験が生かされています。
有機食品
自然と調和しながら、地域や原料、エネルギーをいたわりつつ利用して最高の食品品質を得る、というのが有機農法の主旨です。オ-ストリアにおける有機農場の割合は世界でもトップクラスで、またその割合は増加の一途をたどっています。
オ-ストリアの農業用地の14%弱に、2万戸の有機農場経営が行われています。有機食品のうち約10%が輸出対象です。そのうち主な品目は、牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター、ジャガイモ、牛肉です。例えば、現在オ-ストリア産有機ジャガイモのうち約3分の1はイギリスに輸出されています。
輸出市場
輸出シェアの約70%を占めるEUは、オ-ストリアにとって重要な輸出市場です。農産業分野におけるオ-ストリアの最も重要な取引パートナーはドイツとイタリアですが、ハンガリー、チェコ、ポーランド、スロベニア、スロバキアも、オ-ストリアの食品・飲料産業にとって重要な市場です。
オ-ストリアの一人あたり輸入高
長年にわたるオ-ストリアの輸出市場のドイツとイタリアは、オ-ストリアの食品・飲料を一人あたり22.99ユーロまたは17.78ユーロ輸入しています。
オ-ストリアからの一人あたり輸入量がとりわけ多いのはスロベニアとクロアチアです。現在ポーランドは一人あたり輸入量が高加工品の1.26ユーロしかないため、オ-ストリアの食品産業にとって輸出先として大きな可能性を秘めていると言えます。
重要な輸出市場、ドイツ
オーガニック農法は自然に優しく、景観の保護にも貢献しています。 オーディオストリームでさらにお楽しみ下さい。 Organic Farming (英語) [mp3, 883.7kb]
2006年度のドイツへの輸出量は、非常に高い水準からさらに6.4%の伸びを示しました。20億ユーロ以上分の農業品がオ-ストリアからドイツに向けて輸出されました。このうち特に業績の好調な製品グループは、牛乳と乳製品、飲料とパン・ケーキ類です。
なかでもとりわけ人気の高い食品はオ-ストリア産チーズで、ドイツ市場でチーズ販売ランキングの4位に入っています。さらに、2006年度には初めて、オ-ストリアからドイツへの牛肉輸出量が輸入を上回りました。また、オ-ストリアの主な輸出市場において特に人気を集めているのはソーセージとベーコンです。
食品・飲料産業用機器
機械製造分野のオ-ストリア企業は、全世界へ向けて好調に輸出を行っています。これらの革新的な機械・設備製造部門は、その技術水準の高さとノウハウによって、欧州市場や国際市場で高く評価されています。
オ-ストリアのサプライヤーは機械を製造するだけでなく、顧客に最高の品質と生産性を保証するモジュール、工具、オートメーションを供給しています。良い訓練・教育を受けた専門スタッフ、クオリティ意識の高さ、そして各国のメーカーとのネットワークなどが成功の要因となっています。
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