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ウィーン市立総合病院(AKH WIEN)が再び世界でも最高クラスの病院として選出

ウィーン市立総合病院(AKH WIEN)とウィーン医科大学が共同運営する大学病院が、国際病院ランキングにおいて30位にランクされました。

© AKH Wien/Christian Hudek
© AKH Wien/Christian Hudek
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ヘルスケア部門は現在、多くの克服すべき課題を抱えています。パンデミックによって、インフレの進行やコストの上昇、ますます進む人口の高齢化への対応といった、予測できない要素があらわになってきました。

このような状況において「一流のケア、一流の研究、一流のイノベーション」が不可欠であるだけでなく、「一貫性」という要素が、今年の28ヶ国、2,300 の病院の評価に対し、決定的な役割を果たしています。

ロチェスター市のメイヨー・クリニック、クリーブランド・ クリニック、マサチューセッツ総合病院という、米国にある3施設が1位と評価されています。 スウェーデンのカロリンスカ大学病院が、ヨーロッパで最も高い評価を受けています(5位)。オーストリアでは他にも、インスブルック大学病院 (58 位)とグラーツ大学病院(79 位)の2施設が上位100位内に選ばれています。

米国のニュース情報誌Newsweek と統計のオンライン プラットフォームStatista は、2019 年より、世界最高の病院ランキングを作成しています。この評価には、医療専門家や患者の調査結果、および各国の医療品質指標といった複数のデータ ソースが組み合わされ参照されています。

昨年は僅かに高い評価を得ていましたが、ウィーン市立総合病院の現在の位置付けは誇らしいものです。ウィーン医科大学と共同で、400 以上の専門外来を備えた 29 の大学クリニックを運営し、年間約8万人が入院患者、約120万件の外来診療を受け付けています。