European Railway Station Index（ヨーロッパ鉄道駅インデックス）の発表は今年4 回目を迎えています。当調査は消費者保護団体であるConsumer Choice Centerが、乗車人数に応じて選出したヨーロッパの最大の50の鉄道駅を対象として作成しています。ウィーン中央駅は初めてリストに掲載されるとともに、2 位を獲得。首位には前年同様、チューリッヒ中央駅が選ばれています。
このインデックスの目的は、乗客の体験を反映し、次の旅行計画への支援と推奨事項を提供することにあります。評価の基準には、情報提供、チケット購入のオプション、バリアフリー、食事の多様性、ショッピング施設、無料 Wi-Fi などが挙げられます。アクセシビリティや国内外への交通機関との接続も、旅行体験と満足度に対して大きく影響します。
2023 年のベスト 5には、チューリッヒ中央駅（スイス）、ウィーン中央駅（オーストリア）、ベルリン中央駅（ドイツ）、ベルン駅（スイス）、ユトレヒト中央駅（オランダ）が選ばれています。
ウィーン中央駅は、エスカレーター/エレベーター、情報提供、バリアフリー、ショップ、スマートフォンアプリ、国内外への交通接続のカテゴリーで特に高く評価されました。 ウィーン・マイドリング駅も高く評価され、オーストリアの鉄道駅では2駅目としてトップ10内にランクインしています。
