4月13日から10月13日にかけて国際博覧会「EXPO 2025大阪・関西万博」が開催。160を超える国や地域、国際機関が「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとしたさまざまなアイデアを発表します。
オーストリアは「未来を作曲」をテーマに、将来における質の高い生活を追求するイノベーション、ビジネス、文化の相互作用をフォーカスし、3つのホールを有するパビリオンでは、65ものプロジェクトやイベントが発表・開催される予定です。
「Innovation Lab Austria 」では、オーストリア企業、スタートアップ、研究機関、組織による創造や発明に対する情熱を紹介。責任ある持続可能な未来のためのソリューション、製品、サービスが提案されます。大阪・関西万博ではグリーンテクノロジー、ヘルスケア、モビリティ、クリエイティブ産業、観光といった10のカテゴリーから約90のプロジェクトが発表される予定です。
オーストリアパビリオンではテクノロジーとアートのつながりも体験することができます。ザルツブルク・モーツァルテウム大学の学生が、ウィーン古典主義のスタイルでパビリオン用のサウンドトラックを独自に作曲しました。オーストリアのグラーツにあるエッゲンベルク城で発見された歴史的な豊臣期大坂図屏風が、インタラクティブなアニメーションと拡張現実によって生き生きと再現されます。5月23日のオーストリアナショナルデーでは、世界的に有名なウィーン少年合唱団の歌声に加え、モーツァルトのコンサートバイオリンによる演奏も披露されます。
オーストリアパビリオンの正面入口を飾る木製のオブジェクトが、このようなすべての関係を体現しています。楽譜には「第九・歓喜の歌」の最初の小節が施されており、伝統的な木造建築と現代の建築芸術を見事に融合させています。
さらなる主要なイベントとして、東京の渋谷にあるモノクルショップ東京で「Austrian Takeover」が開催され、大阪・関西万博の会期中、オーストリアのデザインや職人技を披露する作品を鑑賞、購入することができます。
「Austrian Craft Corner」には オーストリア企業16 社から厳選された約 40 種類のプロダクトが展示され、ウィーン磁器工房 アウガルテン、BE [...] MY FRIEND、CLARISSAKORK、J.T. Kalmar、Kamarg、KARAK 、LOOOPSといった、職人技が光る磁器製品、エレガントなファッション、機能的な旅行用アクセサリー、特別なフレグランスなどが並びます。



厳選されたプロダクトは、オーストリアの革新力、美学、職人技を見事に表しています。何世紀にもわたる伝統から現代的なデザインコンセプトまで、すべてのプロダクトにストーリーが込められています。
展示プロダクトはモノクルショップまたは オンラインストア から購入することができます。