OECD(経済協力開発機構)は最近、教育に関する最新調査「 Education at a Glance 2023(図表でみる教育)2023」を発表しました。
興味深い成果が報告される中で、実習を伴う訓練がその後の就職にプラスの影響を与えることが改めて明らかとされました。 調査を行ったほぼすべての国において、一般教育を受けた人々の失業率は高くなっています。そのため、OECDは、学術教育と同じように価値の高い代替手段として、より実践に基づいた研修を提供し、職業訓練の質と認識を向上させることを推奨しています。
オーストリアはこの点において、すでに非常に良好な状態にあり、国内で提供されている職業訓練を誇りに思っています。後期中等教育レベルでは76% が職業教育を修了しています。高等教育についてもオーストリアはトップクラスにあります。25 歳から 34 歳の 53 パーセントが高等教育として職業資格を取得。EU平均は35パーセントですが、OECDの平均はわずか32パーセントに留まっています。